「梅酵母 ソフト・フランスでバインミー」レッスン

本日は7月の3つ目のレッスン、梅酵母でソフト・フランスを作るレッスンです。

 

先月友人からいただいた青梅を酵母に仕込んでみたところ上手く発酵してくれました。中継種を作り使っていますが、とても力がありよく膨らんでくれます。味わいとしては爽やかでくせがない酵母です。酵母に色もつかないので、白いパンにしたいときに重宝すると思いますが、この酵母が作れるのは季節限定なのが残念です。

 

今回はこの梅の酵母を使ってソフト・フランスを作り、ベトナムのサンドイッチ「バインミー」にして試食の際に召し上がっていただきます。

 

バインミーで使われるのはフランスパンなのですが、フランスパンといっても本当のフランスパンよりかなり柔らかめのパンです。そのため今回は生地に米粉を入れ冷たくなっても柔らかさが出るようにしています。ソフト・フランスといっても焼き立てはかなりしっかりしており、かなりバゲットに近い感じです。冷めてくると柔らかさが出てきます。

 

バインミーの特徴は、パンにレバーペーストを塗りダイコンとニンジンのピクルスを挟み、パクチーを添えることです。あと挟むものはハムだったりささみだったりとあるのですが、今回はハムを挟んでいます。ダイコンとニンジンのピクルスをサンドイッチに?と思われるかもしれませんが、これがおいしんです。そして暑い夏にはぴったりです。鷹の爪を少し入れ味にアクセントがついています。

 

また、サンドイッチがスパイシーなのでカスタードのデザートを添えました。

 

今日お越しの生徒さんは、バインミーは未体験ということでしたので「初バインミー」になりましたが、ピクルス入りサンドイッチを気に入っていただけたようでした。ご自身でまた少し違ったバージョンを楽しまれることと思います。

 

このバインミーが食べられるお店があまりないので、個人的にもっと増えてくれないかなぁ、などと思うのです。