新年のスタートの1月は、ベーシック・ブレッドも最も基本のパンからスタートです。
私も初めてパンを習った時にこのパンを作りました「カンパーニュ」です。
一見、本格的な難しいパンに見えますが、「シンぺル」という藤カゴに生地を入れて形にするので成型もそれほど難しくありませんし、生地の配合もシンプルで作り方も初心者の方向けです。
この生地を基本にフィリングを変えればバリエーションが広がり色々なパンが楽しめます。
それを楽しんでいただきたく、今回もう一つ作るパンは、カンパーニュ生地を基本にクランベリー等のフィリングを巻き込み円形に成型しトッピングをのせたスイーツ・ブレッドの「パン・デ・ロワ」です。こちらは、フランスで公現祭のお祝いに食べられるガレット・デ・ロワのパン版のブリオッシュ・デ・ロワのブリオッシュをカンパーニュ生地にしてみました。円い形は王冠を表しています。
新年の始まりということと、最も基本のベーシック・ブレッドということもあると思いますが、パン作り初心者の方に多くお会いしています1月です。
私自身も基本に立ち戻って、パンを習い始めた時のこと、その時分かりずらかったこと、上達が難しかったところなどを思い出し、これからパン作りを楽しまれようとしていらっしゃる方に分かりやすいようお話したいと心がけるようにしています。