プラム酵母「ザルツ・シュタンゲン&グジェール」レッスン

数日秋のように涼しい日がありましたが、今日はまた暑くなりました。でも気が付けば8月も下旬、暑いながらも日差しが変わってきているのを感じます。

 

今月の自家製酵母のレッスンはプラムの酵母です。青梅もよい酵母にはなるのですが、シーズンがとても短いのが難点です。毎年でレッスンで使用したいと考えるのですが、ご紹介してもみなさんが青梅を入手出来る時期が終了しているタイミングになってしまうので、どうかなぁ・・・と思い躊躇しています。

 

夏の間で回っているプラムが梅と同じバラ科ですから似たように作れれば、夏の間楽しめみなさんも使いやすいであろうと思い酵母にしてみたところ、香りが本当によく梅と似ています。風味もクセがなくハード・ブレッドでもスイーツ・ブレッドでも重宝に使える酵母です。

 

このプラム酵母で食事パンとしてもお酒のおつまみとしても楽しんでいただけるザルツ・シュタンゲンを作っています。外側はパリッと中はもっちりとした食感で、塩味とキャラウェイシードでアクセントをつけています。今回はフラックスシードを生地に入れより香ばしい風味をアップしています。

 

あわせて作るのがフランスのおつまみ「グジェール」です。本来のグジェールはシュー生地にすりおろしたチーズを入れて焼くものですが、今回作るものは生地に酵母を入れ発酵させるため、シュー生地とはまた違う食感になっています。ハムとチーズをフィリングにしていますので塩気のある味でワインとよくあうおつまみですがお子さんのおやつとしても向いているかと思います。

 

こちらはレッスン中に生地を作っていただきます。シュー生地を作る工程とほぼ同じですが電子レンジで生地を作りますので簡単です。簡単ではあるのですがいくつかポイントがありますので、そちらをレッスン中にお話ししています。

 

ぜひグジェールを多めに作っていただいき、ご家族みなさんで楽しい夏のひと時をお過ごしいただけたらと思います。