パンに使用する酵母は、作るパンに合わせて、また季節の素材を取り入れながら講師が作る自家製の酵母と市販の天然酵母を組み合わせて使用します。
自分で酵母を作るところからパン作りを始めるのは時間も手間もかかりますが、そのパンが何から作られているのかは自分が一番よく分かり、安心です。パンに使う素材から始まり、自分が普段口にする食材について考える機会になるかもしれません。
食べるものすべてを全く不安のないもにすることは難しいことかもしれません。でも、使う材料について考え、時間と思いを込めてご自身が作ったパンのおいしさは、ご自身とご家族、大切な方々にとってかけがえのないものになると思います。
最初は天然酵母のパンは作るのに時間がかかって面倒、と思われるかもしれません。でも、慣れると発酵時間の調整が出来るようになり、ご自身の生活スタイルと上手に調整することも可能です。
パン作りに慣れたら、ご自身で酵母を起こしてみませんか?酵母作りは時間もかかり、手間もかかりますが慣れればきっと楽しいですよ。
何よりも自家製の酵母で作るパンの美味しさは格別です。
パンは日々口にするものです。ですから安全、安心な食材が一番ですし、高価な材料を使えばそれだけ美味しいものは作れると思いますが、手の届かないものになっては全く意味がなくなってしまうと考えています。
みなさんがご自宅でも作っていただくために手に入りやすい、そして無理のない範囲で、安全安心な材料を使用したいと考えています。
その中で一番こだわっているのは使用する小麦粉です。国産の小麦粉を使用しています。以前は国産の小麦粉はパン作りには向いていないと考えられていましたが、今は良質な国産の強力粉が開発され、もっちりとしたおいしいパンが作れます。美味しく安全な小麦を作る生産者さんを応援していきます。
試食の際には、極力参加者のみなさんのお好みに合わせて飲み物をご用意したいと思います。
私はCoffee Loverですので、コーヒーには少しこだわりがあります。カフェのコーヒー・セミナーに参加したり、訪れる街々のカフェに立ち寄りコーヒーを楽しんでいます。
コーヒーをお出しする際は、挽きたてのハンド・ドリップのコーヒーをご用意いたします。使う豆はその時によって違うかと思いますが、お気に入りは京都のびーんず亭さんですので、びーんず亭さんのコーヒーをお楽しみいただける機会が多いと思います。
紅茶については、コーヒーほどはまだまだ知らないことが多いので、逆にみなさんから教えていただきたいな思っています。
気持ちよくパン生地を打っていただくために、丈夫な天然木オークウッドのテーブルと立ったり座ったりが多いレッスンに邪魔にならない丸椅子を奈良のPOWER WOOD FACTORYさんに作っていただきました。
木の優しいぬくもりを感じていただきたいなと思っています。
テーブルにちょっとした工夫を凝らしていますので、それはぜひお越しいただき、ご覧いただければと思います。
lintu(リントゥ)はフィンランド語で鳥という意味です。
このロゴはLintuにいらした皆さんがパン作りを通して楽しい時間を過ごし、また元気に日常に戻っていただけるよう、小鳥が休憩し、また元気に飛び立って行くイメージで作りました。